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2015/06/22

さくらのクラウドに”Snappy” Ubuntu Coreをインストールしてみた

先日のUbuntu 15.04リリースパーティー兼オフライン・ミーティングの際に"Snappy" Ubuntu Coreについてのセッションがあり、Snappy自体は以前から名前は聞いていたんですが、IoT専用のOSという思い込みから全く触ってませんでした。

その時の説明でSnappyの未来感に感動したのと、実は仮想環境で実行させることのできるKVMのイメージが公開されていることを知り、早速さくらのクラウドで試してみました。

システムが2系統ありロールバックできる仕組みなや、アプリケーションは単純に上書きではなくバージョンごとにディレクトリが区切られてすぐに戻すことができる仕組みなど、次世代のUbuntuという感じで、OSの考え方はCoreOSに近く、アプリケーションのパッケージの仕方はAndroidのアプリのように感じます。


ちなみにさくらのクラウドは現在、2万円クーポン配布中なのでお試しにどうぞ(ステマ)
「さくらのクラウド」の2万円分クーポンをインターネット上で無償配布するキャンペーンが6月30日まで開催



さくらのクラウドにはKVMのイメージ(img)をそのままアーカイブという形でアップロードすることができるので、実に簡単です。

ファイルのダウンロードはこちらから。
サイトの右側にx86イメージのダウンロードリンクがあるのでお好きな方をダウンロード。

手順自体もこのサイトに書かれているとおりです。
(xzという拡張子を見たのが初めててびっくりしましたが、Linuxカーネルのアーカイブ圧縮など比較的メジャーなんですね)

展開して出来上がったimgファイルをさくらのクラウドへアップロードします。
ブランクのアーカイブを作成すると、下記のようなダイアログが表示されるのでFTPSでアップロードします。
WindowsならWinSCPでアップロードできます。

 ※これはワンタイムしか使えないユーザとパスワードなので、晒しても大丈夫!


アップロード完了した図。
アイコンも自分で好きなモノをアップロードできるので、Ubuntuの公式サイトから拝借。
ちなみにSnappyのアイコンってあるんですかね?今回はよくわからなかったので、Ubuntu Coreのページにあるものを使ってみました。


あとは、先ほどアップロードしたSnappyのアーカイブをソースにして普通にサーバを作るだけ。
出来上がった後に少々作業が必要です。
 ※どうにもディスク修正の部分がうまく動いていないようでIPアドレスを手動で設定する必要があります。

自分の場合はVPCルータのDHCP機能を使って、DHCP環境下につくってみました。

起動したサーバにコンソールから乗り込んで、ip addrでDHCPにより割り当てられたIPアドレスを確認します。
ちなみにID/Passはともに「ubuntu」です


IPアドレス:4200 にブラウザからアクセスするとSnappyのWeb管理画面が表示されます。


Snappy StoreにDockerがラインナップされているので、Installしてしまえば汎用的に使うこともできると思います。
汎用的に使えますが、それってSnappyのアプリケーションパケージングの良さを享受できないので、まったくもってSnappyを使うメリットないですけどね;-p


DHCPを使うという裏ワザしちゃいましたが、さくらのクラウドにSnappy Ubuntu Coreをインストールできました。
Snappyのメリットが普及するのにはまだまだかなり時間がかかるともいますが、Edgeの効いた環境を使ってみたい人にはぴったりだと思います!


2015/06/20

Ubuntu 15.04リリースパーティに参加してきました #ubuntujp



個人的にはUbuntu大好きっ子なので、以前より興味はあったUbuntuリリースパーティーに参加してきました。
やっぱり人の説明を聞くというのは個人で調べるよりも身になることが多いですね。Snappyに関しては、躓いて投げ出していただけにもう一回チャレンジしてみたいと思います;-p

とはいえ、国内のUbuntuやOSSで最前線で活躍されている方々の話を自分のような非エンジニア(会場は当たり前のようにUbuntuがインストールされたラップトップばっかりでした。エンジニア系のイベントでこんなにMacが少ないのは初めてくらいの勢いです。そんな中にMicrosoft純正でWindowsの入ったSurface使ってた私は頭がどうかしてますね)には少々ハードルが高いので詳細は割愛させていただきます。

イベントページ
Ubuntu 15.04リリースパーティ兼オフラインミーティング15.06

そのうちイベントページに講演資料や関連記事がアップされるはず。
今回は技術評論社さんがスポンサーだったので、近日中にgihyo.jpにイベントレポートが公開されると思います。


イベントの感想を簡単に。

  • 開幕ドーナツ(1人1個)
  • 唐揚げ10㎏
  • ピザじゃなくて、オリジンのプレート
  • ピザじゃなくて、焼きそば
  • 「Ubuntu使ってる人は飢えてるのか?」発言
  • 締めのチョコ
  • フィードバック:生ハム禁止 ← NEW
いままで参加してきたイベントで最大規模の物量だと思います。それが撤収の時になくなるんだからすごいよね。


イベントの内容の感想は、Raspberry Piを使ったIoT的な内容のセッションが3本と多かったのが印象的です。IoT分野でのUbuntuの存在感と共に、それを安価に実現させるRaspberry Piの存在が大きいです。
それでいて、Raspberry PiとUbuntuの組み合わせで実現したことが三者三様だったのもIoTらしくていいですよね。一応インターネット経由で操作してたからIoTって呼んでも間違いじゃないですよね…


次はUbuntu 15.10ですね。
その時までにはもう少しUbuntuを使えるようになってないとね;-p

2015/05/23

MemSQL Community Editionを使ってみた

- MySQL互換のNoSQLではないRDBMSソリューション
- 特徴はインメモリなので超高速
  - http://www.memsql.com/

- MemSQLにCommunity Editionという無償で利用できるエディションが登場したので試してみた。
  - サポートが提供されない。コミュニティに頼れよというエディション
  - オープンソースではなく、バイナリ配布のみ
  - 機能制限がないわけではないみたい(下記)

- MemSQL OpsというWebインターフェイスが用意されており管理/プロビジョニングがとても簡単にできる
  - http://www.memsql.com/ops/

- MySQL互換なので、MySQLのツールがそのまま使える。
  - ためしたのはMySQL Client(コマンドラインツール)とphpMyAdmin
  - そのまま使えるのでNoSQLへの移行に比べると敷居は低いと思う

- 実際に試してみた
  - 4仮想コア×4GBメモリを4台用意したクラスタを作成した
  - OSはUbuntuを利用
  - インストールは1台目のみ行い、それ以外のノードは上記のMemSQL Opsから実施

- 感想
  - 遅い
    - Create Tableに30秒かかったのはびっくりした。
    - 10万件の投入にそこそこ時間がかかった
  - ノードが落ちると全体が止まる
    - クラスタの1台を強制停止させてみたらクラスタ全体が停止した。参照(Select)もできない。
    - http://open-groove.net/memsql/memsql-high-availability-test/
      - mysql> select * from memtest;
      - ERROR 1777 (HY000): Partition memsql_test:1 has no master instance.
      - mysql>  SELECT @@GLOBAL.redundancy_level;
      - +---------------------------+
      - | @@GLOBAL.redundancy_level |
      - +---------------------------+
      - |                         1 |
      - +---------------------------+
      - 1 row in set (0.00 sec)
      - mysql> SET @@GLOBAL.redundancy_level = 2;
      - ERROR 1727 (HY000): Feature 'redundancy-2' is only available in MemSQL Enterprise Edition. Please see http://docs.memsql.com/4.0/editions or email support@memsql.com.
    - 簡単に言うと、整合性を重視してノードが死んだら全部止めるという方式から変更したければEnterprises版買えということらしい。

- パフォーマンスについては自分の設定が悪いので使いこなせていないだけだと思う。。。
  - ローカル接続を試すと改善すると思われる

- 結局はEnterprises Editionじゃないと何もできないに等しい
  - http://docs.memsql.com/4.0/enterprise/
  - 上記のノードが死んだら全体止まるというのは単純に障害点が増えるだけで嬉しくない。
    - 負荷に応じてスケールアップ/スケールアウトが簡単にできると思っていたら残念な結果に。
  - バックアップやリストアもEnterprisesじゃないとできないので、Community Editionをサービス投入と言うのは難しいというか無理。

2015/05/05

UbuntuにVisual Studio Codeをインストールしてみた

Microsoftが公開したクロスプラットフォームの軽量コードエディタのVisual Studio Codeを早速Ubuntu 15.04にインストールしてみました。

オフィシャルサイトからLinux x64向けのZIPファイルをダウンロードすることも可能ですが、UbuntuにはUbuntu-makeという依存関係も考慮してインストールしてくれる仕組みがあります。
そちらを使うことでコマンドから簡単に導入可能です。


How to Install Visual Studio Code in Ubuntu

sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-desktop/ubuntu-make
sudo apt-get update && sudo apt-get install ubuntu-make
umake web visual-studio-code
Ubuntu-makeのインストールをあわせても3行。
実際のVisual Stduio Codeのインストールそのものはたったの1行のお手軽さ。


中身はVisual Studio Onlineをラッピングしたもののようです。
あまりエディタを使い込んだことがないので先行するATOMやsublime textなどとの比較はできません;-p

余談ですがUbuntuに導入する場合はUnity以外のユーザインターフェイスだと起動しないかもしれません。Ubuntu LXDEの場合インストールはうまくいきましたが起動はできませんでした。

2015/01/18

Ubuntuに最新のDockerをインストールする

# curl -sSL https://get.docker.com/ubuntu/ | sh
# docker -v
Docker version 1.4.1, build 5bc2ff8

単純にapt-getでインストールをすると少々古いバージョンが導入されてしまうため、最新バージョンをインストールしようと、無駄に色々調べましたがこれが一番簡単。


2014/05/06

Ubuntu Server 14.04 の32bitをダウンロードする

スクリーンショット 2014 05 06 9 20 56

先日2年ぶりのLTS版となり今後5年間のサポートを受けることができます(そう考えるとWindows Xpの10年以上のサポートってすごいことなんだなぁと改めて思う)

デスクトップ用途で使うことは個人的にあまりないのですが、Ubuntu Serverにお世話になることはそれなりにあります。そんなわけで最新のISOイメージをダウンロードに行ったところ、上記の画像のようになんと64ビット版しか提供されていないじゃないですか!

と思ったらちゃんと32ビット版も用意されていました。

Ubuntu 14.04 LTS (Trusty Tahr)

ダウンロードしたファイルサイズは562MB程度。
きちんと32ビットマシン上で動作させることが出来ました。 

2013/01/03

Ubuntu Phone OS登場

以前より噂されていましたがUbuntuのスマートフォン向けのOSがデビューです。

Ubuntu for phones | Ubuntu

実際に上の動画でもあるようにGalaxy Nexusですでに動作しています。
近いうちにGalaxy Nexus向けの開発者イメージが公開される予定となっているそうです。

スマートフォンとしては上の動画を観ていただければわかるようにNokia N9のパク…
ホームボタンを使わないカード型のインターフェイスとなっております。
(それにしてもカード型のインターフェイスを採用したモバイルOSなんか成功を収めてないような…)

スクリーンショット 2013 01 03 13 43 03 

ドック経由でフルのデスクトップを利用可能になるというのがポイント。
このコンセプトとしてはかなり昔からあると思いますが、モバイル向けOSはデスクトップが弱く、デスクトップ向けのOSを作っているところはタブレット市場向けにシフトしており、その中間を埋めるのがまさかのUbuntuになりそうです。

ただ、これも実際に普及するかどうかは未知数ですね。
すでに市場が成熟しているスマートフォンでも、アプリが出揃っているデスクトップ市場でもそのどちらも存在感を示す必要があるのでかんたんには行かなさそうですが、コンセプトとして面白いので期待してます。 

2011/02/14

SaaSesのVPSサービスを契約してみた

さくらインターネットのVPSとかServersMan@VPSとかこの分野も賑わってきましたね。
今更ですが、そんな私もVPSデビューです。

もっともお遊びで使うならAmazon EC2やRackspace Cloudのアカウントを持っているのでそちらの方が柔軟性がはるかに高いのですが、一定期間以上の運用で当たるか分からないものを抱え込み続けるのは従量課金のクラウドサービスだと辛い。
その点スペックが固定されていてエコシステムも何もない分、安価で定額というVPSサービスはダラダラ続けるのにもってこいです。国内のVPSサービスは上りも下りも転送料がかからないというのが良いですよね。

さて、今回自分が契約したのはちょっとGeekな匂いのするOsukiniサーバーというVPSを提供するSaaSesです。月額450円なので月額だけ見ると国内最安(たぶん)ですが、初期費用がかかるので実質はそれほどでもないです。
スペックもメモリーが512MBとディスクが無駄に50GB提供されているので、クローリングとかデータハウスとして活用できるかも。ネットワークに関してはそれほど遅くは感じません。が、ずば抜けて快適というほど速くもないです。
OSはCentOSがデフォルトで提供されておりUbuntuも選択することができます。このあたりはお好きにどうぞという感じです。さくらのVPSのようにハックしてどうのこうのみたいな動きは少なくて堅実にサービス展開するためのVPSといったかんじ。

固定のIPv4が1つ割り振られるので単体でサービス展開するなら不足は無いと思う。
事実自分もWordPressを入れて動かして遊んでいますが快適というか普通に動きすぎて特筆することは無い感じ;p
IPv4を2個3個と割り当てる事(有料)も可能なので堅実な利用にも耐えうると思います。

個人的には
・回線品質:さくらのVPS 980円/月
・価格:ServersMan@VPS 490円/月
・普通:SaaSes 450円/月 + 6000円/初期費用(半額キャンペーンで3000円)
こんな印象です。
さくらは遊べそうでネットを見ていても回線スペックが手堅そう、ServersManはメモリーが256MBからという変則的な分、価格も安価です。
SaaSesで注意して欲しいのは初期費用がかかる点と月額料金も6ヶ月単位で必要な点。
つまり支払いは半年ごとに2700円かかるわけです。
自分が選んだ理由はここにあって、
半年払いですでにお金払ってるんだから、半年間はがんばって使わないと!!
というつもりでSaaSes選びました;p
他のVPSで長期契約があればそっちにしたかもしれない。

さて、SaaSesですが、試用期間中にも特別制限などは無いようです。
また、試用期間の2週間の間に料金を納めればいいのでその間にしっかりとテストしてください。

最初どうしたらいいか分からないと思いますが、設定報告書というPDFをダウンロードするとその中にIPやらパスワードやらが記載されているのでそれを元にログインしてください。
さくらのVPSのような高度なコンパネは用意されていなくてそれぞれのサーバに入っているWebminから操作することもできますが、基本はSSHです。そう考えるとSaaSesはある程度前提知識がないと利用するのは難しいかもしれません。

褒めてるような褒めてないような感じですが、VPSはあくまでも裏方で主役になるのはその上で動くコンテンツと思えばどこでも良いので契約して使って楽しんじゃうのが正解な気がします;p
そういうわけでLet's Enjoy


2010/10/16

Ubuntu ServerにNode.jsを入れてみた

Node.jsという名前だけ聞いていたのでてっきりjQueryのようなクライアントサイドのライブラリーかと思ってましたが、JavaScriptでサーバーサイドのコードを記述できるというすごいやつ。

環境はRackspace CloudのUbuntu 10.04です。

apt-get update

apt-get upgrade

apt-get install git-core

apt-get install build-essential

apt-get install libssl-dev

git clone git://github.com/ry/node.git

cd node/

./configure

make

make install

GitでNode.jsをダウンロードして、makeしてインストールしてます。
ただ、これでやるとちょっとだけ駄目な部分がある。それが実際どう悪いのかいまいち分かってないんですけど;p

# ./configure

Checking for program g++ or c++ : /usr/bin/g++

Checking for program cpp : /usr/bin/cpp

Checking for program ar : /usr/bin/ar

Checking for program ranlib : /usr/bin/ranlib

Checking for g++ : ok

Checking for program gcc or cc : /usr/bin/gcc

Checking for gcc : ok

Checking for library dl : yes

Checking for openssl : not found

Checking for function SSL_library_init : yes

Checking for header openssl/crypto.h : yes

Checking for library rt : yes

Checking for fdatasync(2) with c++ : yes

'configure' finished successfully (2.825s)

あと、Rackspace Cloudのサーバだとmakeに買った時間は3分50秒。
Amazon EC2のmicro instanceでmakeをしたら17分55秒かかりました。まさか個々まで差が出るとは思ってなかったので少々この結果には驚きです。

インストールが完了させて、動かしてみる。
例えばsample.jsと言う名前で

var http = require('http');

http.createServer(function (req, res) {

res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});

res.end('Hello World\n');

}).listen(8124);

console.log('Server running');

を書き込んで、保存して、

# node sample.js

Server running

となれば実行。
あとはRackspaceのIPにポートを指定して、アクセスしてあげると “Hello World”と表示出来て成功。

公式サイト node.js
API ドキュメント node(1) -- evented I/O for V8 JavaScript


2010/06/13

Ubuntu ServerにMuninを入れてみた

Serverを作ったのならきちんと動作しているか、負荷がどの程度なのかとかきちんとモニタリングしたくなりますよね。ね。
グラフで分かりやすく表示してくれるmuninというソフトを入れてみました。
この手のソフトウェアの中じゃ一番設定が簡単と言うことらしい…

まずは下準備としてapacheを導入します。
なぜかって?
muninはWebから一欄情報を観覧できるので、Webサーバが入ってないとどうしようもない。

# apt-get update
# aptitude install apache2

さて、お次はmunin本体。

# apt-get install munin munin-node munin-plugins-extra

最後のは必要か分からない。
たぶん今回は使わない。

apacheをインストールしたのでその下にmunin用のフォルダを作っておきます。

# mkdir /var/www/munin
# chmod 777 /var/www/munin

誰が見てもこんな設定まずい。
という事なので動作確認できたらきちんと設定し直してくださいね。

muninの設定をいじる

# vi /etc/munin/munin.conf
 
htmldir /var/www/munin

htmldirのコメントアウトを外して、先ほど作成したフォルダを指定する。
今度はApache側の設定も変える。

# vi /etc/apache2/httpd.conf
 
Alias /munin/ /var/www/munin/
<Directory "/var/www/munin">
 Options Indexes +SymLinksIfOwnerMatch MultiViews ExecCGI
 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Indexes
 Order allow,deny
 Allow from all
</Directory>

以上を追記。
そして、再起動。

# /etc/init.d/munin-node restart
# /etc/init.d/apache2 restart

ここまで来れば http://ちょめちょめ/munin にアクセスするとたぶんきちんと動作しているとかと思います。
今すぐ作成して欲しい人は

# sudo -u munin munin-cron

これですぐに作成出来るようです.

via Muninでサーバのリソース監視 | おいぬま日報


2010/05/16

UbuntuにGoogle日本語入力を入れたらすこぶる快適

正確にはつい先日オープンソースで公開されたGoogle日本語入力ことMozcです。
Google自信も一応Ubuntuでも動きますよとは言っていたものの、パッケージが用意されているわけではなく、ChromeOSに組み込むことを前提としたソース公開のようです。ちなみにGoogleが膨大なデータを元に作成した変換辞書はオープンソース版のMozcには含まれていません。

ですが、MozcをUbuntuに入れるためのリポジトリを作成してくれている方がいらっしゃいました。
感謝です。
Mozc - Google日本語入力のオープンソース版 

こちらに書かれている手順の通りにすれば、とても簡単にインストールすることができました。
Ubuntu10.04を利用しているので、先に追記の部分に書かれているリポジトリを登録しておいてください。
その後

$ sudo apt-get install ibus-mozc

の1言でインストール完了です。
ibus-setupでちゃんと設定するといとも簡単に使えるようになります。

Ubuntuに標準で入っているIMEはどういう訳か ローマ字入力がなんかおかしい。
大文字英数の次に来る半角英数文字が、通常ならそのまま英数ではいって欲しいのにかかわらず日本語変換されてしまい、結果F10などで再度半角英数へ変換し直してやらないといけず、かなり負担。
それがなくなっただけでもメチャクチャ効率的です。
あと、「今日」の変換候補に2010/05/16など出てくる点もすごい便利。


UbuntuやLinuxをお使いの方で日本語入力環境に不満がある方は一考の価値あり。

2010/04/30

Ubuntu 10.04 本日リリース

待望の8.04以来のLTS版(ロングターム・サポート:デスクトップ版は3年、セーバ版は5年のサポート)となる10.04の英語版が本日公開されました。
現在英語版から日本語環境をインストールすることも可能だそうです。

日本語のデスクトップ環境をインストールすることが可能です。 ただし、ライブ起動の状態(ハードディスクへのインストール前の状態)では、完全な日本語環境を利用することができません。 ライブ環境での日本語サポートと、Japanese Teamで作成している追加パッケージを含む「Ubuntu 10.04 Desktop 日本語 Remix CD」(x86用のみ)はゴールデンウィーク中にリリースの予定です。

link: Ubuntu 10.04 LTS リリース | Ubuntu Japanese Team

ちなみに10.04での大幅な変更点に関してはこちらにまとめられております。
技術概要 - Ubuntu Japanese Wiki


クラウド対応やオンラインサービスとの連携強化など、時代の変化に対して非常に俊敏に対応している感じです。
ただ、今すぐ入れるかと言われると、9.10がちょっとあれだったので様子見です;p


2009/12/24

Ubuntu Server で cron を使う

ただそれだけのお話。
sudo とかは適時付けてね。

Ubuntu Server 8.04 LTS版を使っていて、ちょっとした処理を定期実行させたいと思った。
そういう場合はcronを使えばいいそうだ。
Ubuntu Serverは元々cronが動いているそうな。

 

すでにcronによって定期実行がスケジュールされているかの確認

# crontab –l

これで何もなければcronのジョブがないらし。あればそれが動いてるらしい。
実際に編集して、自作のスクリプトを動かすには

# crontab –e

こうするとviが起動して編集出来るようになる

# m h  dom mon dow   command
*/5 * * * * python ~/twitter/post.py > /dev/null 2>&1

1行目のコメント部分は最初から書いてある。2行目が実際に自分の書いた部分
これの意味は

5分おきに~/twitter/post.py を実行する

ただ、これだけ。
頭から「分(0~59)・時(0~23)・日(0~31)・月(1~12)・曜日(0~7:日~土の順)」と言うことのようです。なので、一定間隔で動かす以外に、毎月第二週目の火曜日にアップデートの処理を自動化したりなど使い道は十人十色。

先頭の"*/5"というので5分ごとを意味しています。一定時間毎にする場合は*/を忘れないよう注意

お尻に付いてる

> /dev/null 2>&1

は意味は分からなくても、無いとエラーで正確に実行されないらしいので付けてみた。

 

ちゃんと設定したらきちんと動いているか確認

# tail /var/log/syslog

Dec 24 08:35:01 hogehoge /USR/SBIN/CRON[11212]: (root) CMD (python ~/twitter/post.py > /dev/null 2>&1)

こんな感じに出力されていれば出来てるのではないかと思う。

 

これだけで、Pythonのスクリプトを自動実行できるようになりました。
めでたしめでたし。

2009/11/12

Ubuntu 9.10 に新言語 Go を入れてみた

まさかのGoogle が突然のオープンソースで新言語Goを公開。
C言語の血を色濃く引く新しい言語で特徴となるのは

Goのオフィシャルサイトの記述によれば、シンプルで高速、安全、そして並列処理が可能な点が特徴として挙げられている。C言語風の記述形式ながら異なる文法体系を持ち、ポインタが利用可能なものの、バッファオーバーフローの遠因となる複雑なポインタ演算を排除。

文法体系はシンプルで、ガベージコレクションが用意されているほか、並列実行を考慮して軽量なプロセス間通信を行う手段が提供され、簡易なプログラミングで大規模処理が可能なシステムが構築できるという。
シンプルで高速、Googleの新プログラミング言語「Go」 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

へー。
と言うことなので入れてみたくなったので、Ubuntu 9.10に入れてみました。
入れてみたくなりましたが、さすがにインストーラーで簡単にとはいかず…

 

今回自分の試した環境は32bit Mac OS X 上で動くVirtualBox 3 の中に入れたUbuntu 9.10となりますので、32bit版です。Python等と違って厳密にコンパイル時に32/64bitの指定をする必要があるみたいです。

 

手順はほぼUbuntu9.04でGoを動かす! - 4403 is writtenにあったのと同じ。
違う部分は太字にしてあります。

$ cd ~
$ mkdir bin
$ export GOROOT=$HOME/go
$ export GOOS=linux
$ export GOARCH=386
$ export PATH=$PATH:$HOME/bin
$ source .bashrc
$ sudo apt-get install python-setuptools
$ sudo apt-get install mercurial
$ hg clone -r release https://go.googlecode.com/hg/ $GOROOT
$ sudo apt-get install bison gcc libc6-dev ed
$ cd $GOROOT/src
$ ./all.bash
$ cat >hello.go <<EOF
package main
import "fmt"
func main() {
  fmt.Printf("Hello, Go!\n")
}
EOF
$ 8g hello.go
$ 8l hello.8
$ ./8.out
Hello, Go!
$

まずはGOARCHの部分。
32bitCPUの場合は386、64bitCPUの場合はamd64と変更して下さい。

引っかかったのは実行の部分。
32bitCPUの場合は8g/8l/.8等 とにかく8。64bitCPUの場合は6g/6l/.6等とにかく6。

 

CやObjectiv-Cより分かりやすいけどCらしいCじゃない言語的な感じ。
後はがんばり次第でいかようにでも;p

 

The Go Programming Language

2009/10/23

ある日Mac OS Xが起動しなくなった件。

Bad Mac by wonderlanddalicejp.

皆さんバックアップはきちんとしていますか?
Macの場合は標準でタイムマシンという非常に素晴らしいバックアップソリューションが提供されているので必ず使うようにしましょう。

 

事の顛末はXmingを使いたいなんて思った自分が悪いんです。

UbuntuをWindowsからSSHで接続してX Windowsを引っ張ってくるようにすれば帯域使用も少なくて済むなんて考えて、今リモートサーバとして使っているDell mini 9にUbuntuを入れようと。
ただ、現行の環境を崩すのはさすがに気が引けるし、mini 9はCDドライブが付いていないのでめんどくさいしね。

そこでSDカードからブートさせれば良いなんて思ったのが運の尽き。
(過去にUSBにNetbook Remixを入れているので同じ感覚でやってしまった)

 

家にはCDドライブとSDカードスロットが付いているものはMacbook proしかないのでそれでUbuntuのCDをブートさせ、SDカードにインストール。
(ちなみにPCならF12連打でブートメニューですが、Macの場合はOptionキーを押しっぱなしで起動で可能なブートメニューがアイコン表示されます。Cを押しっぱなしで起動するとダイレクトにCDブートとなります。)

 

1回目はUSBスタートアップディスクの作成を選択し試してみた。
ファイルのコピーだけで終了。楽なモンだと息巻いていたらDell mini 9で起動できない!!

インストールの仕方が悪かったのかと今度はSDカードをインストール先に指定してUbuntuをインストール!!
Dell mini 9で試してみると見事に起動しません。
どうやらUSBブートできてもSDブートは難しいんじゃないかなという結論。

 

問題はこれから。
Macが起動しない。
SDカードにインストールしたけど、なぜかブート関連がおかしくなったご様子。

そう、いつまで待っても上のような[?]が表示されて愛しのリンゴが見えてこない…!

\(^o^)/

仕方がないので、Snow Leopardのインストールディスクを入れて起動。再インストール云々間ぬんの時に、以前購入してたまに使っていたタイムマシン用のHDを接続し、タイムマシンから復元をしてみた!!

約40GBくらいの使用で復元に1時間(実質40分)程度かかりましたが、何とか…
でも、何回再起動してもSnow Leopardのインストールディスクしか起動してくれない。ディスクユーティリティからはMacHDが見えているので本格的にブート関連がお逝きになったご様子。

最後の手段と言うことでディスクユーティリティから一回HDをフォーマットし直して、再度タイムマシンから復元。

神様ありがとう。
何とか無事に復元が終了して元通りの環境が手に入りました!

以上のことからタイムマシンでのバックアップはMacを使う以上は怠るなよ、と。

2009/08/19

Ubuntu Server に pukiwiki を導入してみた

Ubuntu Installing by DeclanTM.
Ubuntu Installing on Flickr - Photo Sharing!

昨日から引き続き作業メモ。
今回はLAMP環境下でPukiwikiが使えるようにするのが目的。

と、言ってもインストール時のオプションでLAMP Serverを選択しておけば最初のプロセスはすっ飛ばせますが、選んだつもりがなぜか入っていなかったので混乱。

 

ちなみにインストール時のオプションはインストール時以外でも呼び出すことが出来るので重宝するかも。

$ sudo tasksel

必要な環境を一括で導入してくれるのでありがたい限りです。

が、自分の場合だと tasksel: aptitude に失敗しました という訳の分からないエラーが出てしまい一発で導入するのは無理そう。
仕方がないのでapt-getで。

sudo apt-get install apache2
sudo apt-get install php5 libapache2-mod-php5

sudo /etc/init.d/apache2 restart

apacheとPHPを入れてapacheを再起動。

Ubuntu Serverだと /var/www/ にファイルを放り込めばIP叩くとブラウザーから見ることが出来るようになります。なので、ここにPukiwikiを放り込むと。

 

実は一番苦労したのがここ。
PukiwikiはPHPだけで動作し、RDBは不要なWikiツールです。

FrontPage - PukiWiki-official

いつの間にかSourceForgeにホスティングされるようになっているのでwgetでダウンロードしようと思っても出来ないとな!?
ググってもいまいち解決法らしいのは見つからなかったので、Samba Serverという利点を生かしWindowsでダウンロードしてそれを共有ドライブに投げ込むという方法を選択。

よい方法がありましたら教えて下さい。

解凍したpukiwiki/ を /var/www/ に投げ込んでブラウザからアクセスしてみると…エラー
パーミッションがうまく設定されてないご様子。

chmod -R 777 /var/www/pukiwiki/

こうするとpukiwiki/以下全てのパーミッションが777に変更されるそうです。
今回は練習だけど、実際には要設定。

2009/08/18

ClamAV を入れて設定してみる (メモ)


on Flickr - Photo Sharing!

先ほどからの続きなので環境はUbuntu Server 9.04

共有するものなのでいろいろなOS環境と共存することを考え、アンチウイルスくらいしようと。そこでLinuxでも利用することの出来るClamAVを入れてみた。

sudo apt-get install clamav

で、入れると問題があるらしいからソースから入れるのが無難だそうです。

 

Clam AntiVirus : http://www.clamav.net/download/sources/

中頃のLatest stable releaseをwgetする。

tar zxvf で解凍して./configure する。
ところが何もしていない状況なので速攻エラーになる。

sudo apt-get install gcc

で、もう一回./configureすると

configure: error: Please install zlib and zlib-devel packages

と言われるので

sudo apt-get install zlib1g-dev

を入れる。
最後にエラーが表示されないのでたぶん問題ないかな。

 

makeを行うためにmakeを入れる。

sudo apt-get install make

んで、

make
sudo make install

なんだか心配になる感じの表示画面ですがたぶんコレで良いんだと思う。

 

設定を行っていく

sudo vi /usr/local/etc/clamd.conf

Exampleを#でコメントアウトする
LogFile ~ と LogTime ~の#のコメントアウトを外す

sudo vi /usr/local/etc/freshclam.conf

Exampleを#でコメントアウトする
UpdateLogFile ~ の#のコメントアウトを外す

ちなみにアップデート時にプロキシ経由する場合はfreshclam.comfのHTTPProxyServerとHTTPProxyPortの部分を適時変更する必要がある。

で、sudo clamav-0.95.2/freshclam/freshclam を実行しアップデート

バージョン確認をしてみると

$ clamav-0.95.2/clamscan/clamscan -V
ClamAV 0.95.2/9707/Tue Aug 18 09:15:41 2009

早速調べてみる。

 

先にテスト用に作ったSambaのtestフォルダを指定

$ clamav-0.95.2/clamscan/clamscan --infected --remove --recursive /home/testsamba/test/

----------- SCAN SUMMARY -----------
Known viruses: 609041
Engine version: 0.95.2
Scanned directories: 1
Scanned files: 0
Infected files: 0
Data scanned: 0.00 MB
Data read: 0.00 MB (ratio 0.00:1)
Time: 1.835 sec (0 m 1 s)
testsamba@ubuntu:~$

先ほどのフォルダの中には1つのファイルしかないのですごく高速に終了。

とりあえずつかる状態。
でも…なんかおかしい気もする。

 

via ubuntu Linuxにアンチウイルスソフト「ClamAV」をインストール

Ubuntu Server 9.04 で Sambaを使う(超単純)

日経Linux ¥ 1,995
Windows系の人でもSmbが立てられます!
必要にして十分な内容

と言っても自分自身がSambaって何? という状態なのであまり深いことは分かりません。
とりあえずUbuntu Server上でSambaを起動して、Windowsから接続することを目的にしています。

 

Ubuntu ServerのインストールのオプションでSamba Serverを選択すればそれで良いみたい。

sudo vi /etc/samba/smb.conf

で、Sambaの設定を編集します。

[test]
comment = test
path = /home/dmtsamba/test
guest ok = no
writable = yes
share modes = yes

以上を最後に追加して、Sambaを再起動(sudo /etc/init.d/samba restart)すると設定が反映されます。そうするとWindowsからネットワークドライブの割り当てでUbuntuのSambaにアクセスできるようになります。(ちなみにUbuntu Serverのインストール時に設定していないので名前はUbuntu)

ubuntusamba

この中で新規テキスト文章(右クリックのやつね)を作ってみたところUbuntu側からもきちんと認識されていることを確認できます。

$ ls -l test/
合計 0
-rwxr--r-- 1 dmtsamba dmtsamba 0 2009-08-18 10:56 新規テキスト文書.txt

まだまだ最低限なので、このまま公開するのはさすがにまずいかも。
さて、どこまで設定するべきかな?

 

via サンバ設定メモ(Hishidama's samba Memo)

2009/01/01

新年あけましておめでとうございます 2009!

Googleの社員が作ったグリーティング動画です。
元はHD動画で公開されています。 YouTube - Google からのビデオ年賀状 2009

今年もこの更新ペースを維持しつつ、自分から情報を発信していけるように頑張っていきたいと思います。

…ところで、年越しの瞬間どうでしたか?
自分はどういう訳か、11時30頃からwindowsが不調になったのでUbuntuのアップデートをしながら新年を迎えました。
今年はLinuxと切っても切れ無い縁になりそうです;p

それに、日本が新年を迎えたすぐの時はTwitterのタイムラグがすごかったです!
でも、ダウンしなかったのは逆に驚き;p
これを書いている時はまだアメリカが新年を迎えていないので、どうなるのか興味あります!

それでは皆さま。
今後ともよろしお願いします!

2008/09/16

Linuxを便利に使う 自分メモ

簡単にテーマを切り替えられるのでいろいろ試して見たくなりますよね:P

最近のUbuntuは本当に簡単にデュアルブートができるのでWindows環境を崩さずに遊べます。
ただ、Windowsを利用してその大半がFirefoxなのでOSなんて本当に何でも良いかもしれません。でも、自分の場合はWindows版のAtokをすでに購入しているのでLinux版をさらに買わなければならないとなると、ちょっと…
ATOK 定額制 はじまる! これのLinux版・定額制が販売されると嬉しいんですけどね:P

フリーの仮想マシンVirtualBoxを使えばUbuntu上でWindowsを動かすことが出来ます。実際自分も前に試したときにちゃんと動かせました。
USBがきちんと認識できなかったので残念でした。
仮想化しないでもWINEを使えば直接Linux上でWindowsのソフトが動かすことが出来ます。
いまいち日本語がキレイじゃないのが…
全部のソフトが満足に動くわけではないのが残念ですよね。

Gnome DoはMac OS Xで非常に人気の高いランチャーソフトのQuicksilverのGNOME版の様なものです。
自分はなぜか、すぐに使うのをやめたような気がします。
Windowsだとbluewindというランチャソフトを使用しています。

Avant Window NavigatorというDockソフトも便利です。
MacにあるDockと違っていろいろ拡張できます。
このソフトもすぐにクラッシュしていた記憶があるので、今はたぶんそんなことはないと思います。

DropboxもLinuxクライアントがありますが、Evernoteがないのが残念。

via Linux: Make Your Linux Desktop More Productive