iPhoneを独占提供しているキャリアがついにパケット定額を廃止に踏み切るようです!!
なんて、煽る書き方ですが日本のソフトバンクではなくアメリカのAT&Tのお話です。
DataPlusとDataProと呼ばれるプランで
・DataPlus : 15ドル/月 200MBまで
・DataPro : 25ドル/月 2GBまで +20ドルでテザリング解禁
また、それぞれのプランは月額分を追加で支払うと、利用できる容量もそのまま追加されます。
最近ではソフトバンクが販売しているiPadにあるプリペイドプランと同じような考えですね。
これらのプランをおすすめする最大の理由は定額料金の引き下げ。
これまでは30ドル〜だった定額制パケットプランですが、今後契約する場合は通信量を意識しながら最適なプランを選択できるようになります。
で、AT&Tが今回のプラン導入の理由として、全体の65%のユーザは200MB以下の通信量であること、ヘビーユーザーが帯域の大半を持って行っている現状を改善するためとのこと。
意見としては定額だからって見境なく使う人を規制するのはあり。とか、心理的障壁となってサービスやアプリの発展を遅らせるだとか…
どちらも納得です。
個人的には今回のAT&Tのプランは評価。
iPhoneを独占しているキャリアの暴挙であることには間違いないでしょうが、日本的な携帯電話の世界からするとこんなにプラン選択に自由があるだけでも素晴らしいではないですか!
たった8MB程度で月5000円のパケット代がかかるんですよ、この国。
あるいは定額よりもなぜか単価の高い青天井しかない。素晴らしいとは思いませんか。
孫社長もTwitter上で否定するコメントはしておりません。
どちらかと言うとAT&Tに同情的なコメントです。キャリアとしては悩みの種かもしれませんが…
ただ、そうなった場合携帯上で展開されているモバイルサービスには非常に大きな打撃になることは間違いないと思います。
動画コンテンツやUst…モバイルゲームやこてこてのFlashコンテンツ…解禁された3G網で利用できるiPhone用Skype…HTML5コンテンツ…!
もちろんSIMフリーで端末が別のキャリアでも使える → 価格・サービス競争を消費者が受けることの出きる環境下なら というのを前につけて、今回のAT&Tのプラン変更は評価したいです。
…定額で使い放題のほうがみんな幸せ;p
via 米AT&Tがテザリング解禁とデータ通信の従量制移行を発表 - 新型iPhone対応か | マイコミジャーナル