2020/08/26

オープンソースのBIツールを色々試してみて

それぞれの担当者ごとにその業務に合わせたBI基盤を構築して運用しています。
オープンソースのメジャーどころはそれなりに使っていると思いますので、今日時点でのざっくりとした感想をメモに残しておこうと思います。

1.Metabase



これは私管轄で使っています。
SuperSetやRedashではだめな事情があり、私の使っているWindows環境上にBIツールを構築したいという場合には構築当時は消去法的にこれになってしまいました。

何よりもJARファイル一つですべてが完結するので、Windows環境上で実行するのであれば本当に手軽に扱うことができます。
サーバの運用に慣れていなくても利用することができるのはいいです。

また、オープンソースのBIツールとしては配色などを含めたデザイン部分が洗練されているのも使っていて気持ちがいいポイントです。


2.SuperSet



おそらく自分のいる会社で一番仕事しているBIツールだと思うのがこのSuperSetです。
実装部分に手を入れてかなりの高負荷にも耐えられるように社内ではなっています。

(自分が上記Metabase の管理もしているのであまり語ることがないの😇)

3.Redash



知らない間にものすごく洗練されていてびっくり。
最近社内での注目が集まり始めていて、複数のデータベースのテーブル関連系ができるということで色々試行錯誤が始まっています。

TableauやPowerBIなど有償のソリューションもありますがこの分野においては大きな差というものは少ないのではないかと思います。
ただし、いずれのシチュエーションにおいても実行環境の運用というライセンスだけじゃない見えないコストについてもちゃんと考慮する必要があります。

運用体制がないのであれば素直に外部のマネージドサービスを使ったほうが幸せになれそうです。