2012/01/02

Insyncを使ってみた。

insync
さっそく使って見ました。
詳細はtechcrunchのInsync(”GoogleユーザのためのDropbox”)がメジャーVupし無料化を読んでください。


簡単な解説。
・insyncはGoogleドキュメントのアップロード機能を使ったDropbox
要するにGoogleアカウントだけで全部解決したい人はInsyncはなかなかいい選択肢だと思います。

https://www.insynchq.com/ にアクセスます。
②使いたいGoogleアカウントを紐付けます。
③デスクトップアプリをダウンロードしてインストールします。
④紐付けたGoogleアカウントでログインします。

以上です。
わざわざService利用のためにアカウントを登録する必要がないというのはすごく敷居が低いです。しかも登録できるGoogleアカウントは1つに限らないので、登録しまくってディスク容量を確保するというのも;-p

Macのメニュー項目
すごいシンプル。
現在設定項目で指定できるのは、保存先のフォルダと、自動スタートアップ、プロクシぐらいでフォルダ単位で同期の設定はできません。

InsyncはWebインターフェイスが用意されていませんが、このファイルの実体はGoogleドキュメントなので、GoogleドキュメントのWebインターフェイスからアップロードすることが可能です。今後DropboxみたいなWebインターフェイスが提供されるようです。


さすがにGoogleドキュメントのインフラを使っているサービスなので、早いです。
現在140MBくらいのファイルを同期しましたが固定回線で10分とかかりませんでした。正確に測っていないので5分程度かも。
さらにDropboxに比べて圧倒的なのは追加ディスク容量の価格。

Google ドキュメントの追加容量
Dropboxが100GB/100ドルかかるところをGoogleなら400GB/100ドルという4倍のコストパフォーマンス。さらにDropboxでは100GB以上の容量は選択できませんがGoogleドキュメントインフラなら最大で16TB(1TB=1024GB)のものすごい容量が使えます。
しかもGoogle信者ならもちろんご存知Google Wallet(旧CheckOut)の登録済みですよね。


Googleが出してきたわけではないですがDropboxの良いところ取りをした感じのサービスだと思います。
アカウントはGoogleが握っててディスク容量もGoogleが握ってて、このサービスはどのへんで課金してくるのか想像できませんが、まだまだPC/Mac向けのデスクトップクライアントが出てきたばっかりなので、今後のマルチプラットフォーム展開に期待です。

ただ、16TBも使えますが、Dropboxと同じくローカル側に同じだけのディスク容量が必要となるので同期対象を選択できるようになるとうれしいかな。
ちょっと違う使い方として、Googleドキュメントでこれまで作ってきたファイルを一括してダウンロードすることが可能です。(Googleドキュメントをインフラに使っているので、同期対象にこれまで作ってきたファイルも含まれます)

普通に使えるサービスだと思いますが、インフラにGoogleを使っているのは信頼感があるような垢バンを恐れる必要があるようななんとも言えない感じです;-p