えっ?
GyaPCの発音だけ聞いてPerlのイベントかと思った?
こちらは画像共有サービスのGyazoのMeet upです。
瞬間画像共有サービスのGyazoを知らない人は万に一つもいないと思いますが、知らない人のために説明しておくと、
- 画像共有サービス
- スクリーンショットを専用ツールで取得し、クラウドにアップロードし共有できるサービス
- これまでのスクリーンショット取得から画像共有にかかる時間を60倍(当社比)した
- これまでにアップロードされた画像は約4億枚
- 全世界でアクティブユーザ月間1,000万人
- 月間トラフィック100TB
- 86%が日本国外ユーザ
- 現在では大手企業の社内ツールとしても普及している
- Move fast and break things
スクリーンショット共有 という以上でも以下でもないですが、それだけを突き詰めることでこれだけのサービスに成長したというのが印象的。
同社のCEOの洛西氏がおっしゃってた、 単機能を突き詰めたDropboxは世界で支持され今やGreeやDeNAの時価総額を上回る。世界に目を向けなければならい。
ちなみに今回参加してみたいと思ったはGyazoというサービス以上に、Gyazoの発明者であり、Gyazo開発会社のNOTA incのCTO 増井先生(副業で慶應義塾の教授やってるらしい:本人談)のお話を聞いてみたかったというのがあります。
これはBackSpace.fmの伝説の回 050: POBoxの生みの親、増井俊之さんが語る計算機の進化 のインパクトが大きく、氏への興味メインです;-p
Gyazo Teams発表
スクリーンショットを一瞬で全世界に共有できるサービスですが、その反面開発中のスクリーンショットや社外秘情報が間違って投稿されてしまうと一大事です。
チームメンバーのみが閲覧できるように制限を設けることの出来る機能をGyazo Teamsとしてリリースするそうです。
Ivy Search発表
増井先生による発表。
ちなみ当日の講演資料はWorld Wide Webの根底技術であるHTMLを駆使して作られています。
蔦が絡まるようにあるアイテムからあるアイテムの関連情報を元に検索できる、新しい検索機能を提供します。このすごいところはGyazoというスクリーンショット共有サービスなのにもかかわらず、検索できるというところ。
詳しくはTechCrunchがいち早く記事を公開しています。
その後のデモで増井先生が自身のアカウントを用いて、思い出の関連検索で延々と話し続ける光景はこの機能の有効性を体現しているようでした;-p
Gyazoのチームによる発表は手短に、利用者達による発表<へと続きます。
- Gyazoに恋する話
- 似たようなサービスは他にもあるけど、なぜGyazoを選ぶ/選ばれるのか
- 社内Gyazoの話
- 社内にGyazoサーバ建てた
- 今ではWeb関連を中心に社内Gyazoが普及している
- Tagoburo
- 3分で社内Gyazo導入した話
- サーバ側のコードは公開されているので簡単に作れる
- クライアントの向き先を社内Gyazoにするだけ
- owlProxy作った話
- みんなMac使ってるよね。夜フクロウからGyazoに直アップロードできると便利だよね。
- owlproxy作った
- https://github.com/masawada/owlproxy
- (無題のプレゼンテーション)
- 開始当初GyazoはMac向けのクライアントしかなかった→だからWindowsクライアント作った
- Android向けのクライアント欲しい人→いっぱいいるね→作ったよ
- https://deploygate.com/distributions/615b7f8f2e827ddfe4c28e00dfb5fa200b88a591
当日の雨を吹き飛ばすんじゃないかってくらいに、懇親会含めてすごい熱いイベントでした!
(イベントに参加して、ここまで書いておきながらGyazoを使ったことないなんて言えませんが)この熱量と、社内Gyazoを構築してまで多くの企業内で使われている実績を考えると、食わず嫌いしてちゃダメですね。