入札制のSpot Instancesというのサービスをベータ導入したそうです。
Spot Instancesのスポット料金は需要に応じて変動する。例えば通常は0.085ドル/時の仮想マシンを、スポット料金が0.05ドル/時に入札するとする。この際0.07ドル/時で入札すると、0.05ドル/時で仮想マシンが起動し、料金が0.07ドル/時を上回るまで割安な料金で使い続けられる。
クラウドを“時価”で提供、米Amazonが仮想マシンの時間貸しに入札制を導入@ITPro
うん?
つまり
- 通常よりも安価な(スポット料金なので需要により変動する)インスタンス
- 入札(設定)した価格を下回る場合は入札した価格で利用できる
- 入札(設定)した価格を上回る場合はインスタンスは終了される
こういう事ですか?
ちなみにスポット料金は需要によって変動すると言うことなので、かなり面白い料金体系になるかも。
長期的に使う事が決まっている場合は以前導入された、Amazon EC2 の料金割引制度 Reserved Instancesを使うと従来よりも安く利用できます。
今回導入されたのは短期的に大規模なクラスタが必要になる場合などは魅力的なサービスでは無いでしょうか。よくAmazon EC2の成功美談として出てくるNewYork TimesのHadoopの話など、まさに今回導入されるSpot Instancesを利用すればさらに効率的に利用することが出来るかも!?