必要なのは10分くらいで後は何度かクリックするだけ。
中途半端にLinuxにWebサーバ環境を構築するより下手したらWindows Serverのほうがセキュアで管理・維持が楽かもしれない。
Microsoftの方針が変わったのか積極的にオープンソースのパッケージを導入してきています。特にWebの分野では「何で動く」かよりも「どう動くか」の方が重要でプラットフォームの依存という面でもそれほど強くないです。
そのため、MicrosoftもWebアプリケーションをGUIのウィーザードに従って導入することが可能なWebPI(Download the Microsoft Web Platform)というモノを提供しています。
簡単に言えばWindowsマシン上にIISやSQL、そしてWebアプリまで一括して必要な機能だけを導入してくれるというモノ。
今回はRackspace Cloudで提供されているWindows Server 2008 R2の上にWordPressを導入してみました。
本来は英語版なのですが、別途日本語表示出来るように設定しております。
WebPIを起動した画面。
ここでチェックするのはWordPressただ1つ!
あとはこのWordPressを動作させるのに必要な環境を自動的にダウンロードしてインストールまで済ませてくれるので便利で楽です。
MySQLを使用するのでそのrootパスワードを指定するのが2度ほど必要ですが後はクリックするだけ。
そして、インストールが終わった後にブラウザからIP/wordpressにアクセスしてあげると、見慣れたWordPressのインストール画面(注:英語です)が表示されるので、いつもの手順で設定すると以上で終了です。
もちろん広く公開するならもう少し設定する必要もあると思いますが、細かい設定を含めてGUIで出来るのは凄いと思う。
イントラネットや社内サーバとかには有効性が高そう。
何はともかくもう少しWindows Serverを触って、有効性を確認してみないとね;p