こういったきちんとした講演会ははじめてです。嘘です。
さて、今回は日本Androidの会 会長である丸山不二夫氏が特別基調講演を行ってくださいました。
日本Androidの会会長なのでどれだけAndroidの話が飛び出るのかと思ったら、実はCloudの話しの方が多くで、個人的にはもっと聴きたかったです;p
以下メモ。
ただ、ペースが速かったり自分の知らない単語などのオンパレードで、不確かな部分が多いです。
さらに滅茶苦茶なメモの仕方をしたので、文章として繋がってない場合が、ありますので、脳内変換して読んでね;-p
基調講演 丸山不二夫 『Cloud と Cloud Device』
Cloudとはインターネット発展途中のある姿
集積度はすでに頭打ち→マルチコア化に発展
Single-Chip Cloud Computing (Intelがすでに開発している48コアのプロセッサー Dual Coreプロセッサー24個を256GB/sのネットワークで結合したもの)
ムーアの法則 によって コンピュータのコモディティ化(コモディティ化 - Wikipedia)
安価になると言うことは普及すると言うこと
すでに車の台数よりも携帯電話(50億台)の方が多い
数字の上では持ってる人が多いだけに見えるが、その数だけ使える人がいる
コモディティ化がクラウドを産んだ。
Serverそのものが安価になったからこれだけのスケールを作ることが可能になった
ハードウェアのコストはムーアの法則によってどんどん下がる
データセンターの電気のコストは下げられない。下げるためにサーバ以外にかかるコストを最小限に→コンテナ型(密集したサーバ群を閉じ込めたコンテナの中だけを冷却する)
Microsoftの第4世代クラウドデータセンターは天井もなく、サーバの詰め込まれたコンテナを必要に応じて積み重ねる
クラウドはスケールメリット 半分間違い
グローバルでのスケ0ルメリットを
クラウドプレイヤーにサーバの詰まったコンテナを販売しているsgiは、グローバルにやっている。日本企業もこの分野での参入は可能だ
インターネットのWeb技術の特化先鋭化したものが クラウド
世界で一番普及しているソフトウェアは → Webブラウザー
インターネットの発生によって多くの個人が登場
Google(第1世代)の目的は「ネットワーク上の情報の全てを、全ての人がアクセスできるように」
Googleはクローラーで情報を探し出してそれを要求に応じて提供する
Flickr/Facebook/Twitter(第2世代)は個人(ユーザー)から提供された情報をリアルタイムに個人(ユーザー)に届ける
個人のコミュニケーションへの要求
個人と個人のコミュニケーションによる情報共有 → 情報を産む・運び出す
ユビキタスはセンサーという部分に着目しすぎた。重要なのはセンサーとそれに結びつく個人の情報→インターネット上に → ヒューマンセントリックセンサーネットワーク
Cloudの形態とは Server Centric P2P
サーバが中心でそれにノードという形で個人が繋がる
つながる人が多くなればなるほど中心にあるサーバ群は大きくなる → Cloud
これまでに考えられないスケールの情報 → Webスケール
GoogleやFacebookなどWebで成功した企業はWebスケールに着目し、対処できた
Webスケールに対応するためにはScale-out
日本で一番大きなクラウド業はmixiや楽天に代表されるコンシューマー向け企業
全世界で見ると携帯電話の普及率は 3/4人 が持っている
インターネットは 1/4人しか使っていない
インターネットより携帯電話の方がメディアとしての魅力が強いから
『5年以内にモバイルからのWebアクセスがPCを上回る』
AT&TのトラフィックがiPhone登場後の3年で50倍に増えた
ユーザーは50倍豊かになった…はず。
Multi-Media の時代から Uni-Mediaの時代へ
インターネットの普及によってネットワーク上でメディアが統合される
これはまさにCloud to Cloud-Deviceによって実現可能
クラウドプレイヤーはこぞってメディア産業に
Appleが建造中の超大型データセンターは(建造そのものは公にしてるけど、なんのためのDCかは非公開)iPhone・iPadを個々のiTunesから解放するのでは?
買収されたlalaを活用し Cloud ⇔ Cloud Device向けに動画・音楽を直接配信に使われるのでは?
GoogleはGoogle Voiceによって電話メディアのIP化
Google Voiceの音声認識技術で電話とメールの区別がなくなる
Radico 今現在ラジオの電波に乗せて配信している物をIPに乗せて同時に配信→サイマル放送
TVメディアも将来的にこういう風になるのでは
Microsoftの計画として 3Screen + 1Cloud
携帯(スマートフォン) 、PC、テレビの3つのスクリーンに Microsoftという1つのクラウド
Windows Phone 、 Windows OS 、 そしてテレビはXBOXで攻めている
Sonyはハード(テレビ・携帯・PlayStation・VAIO…)もコンテンツも持っているにかかわらず、ただ1つクラウドが足りない
20世紀は マスメディア
21世紀は パーソナルメディア Cloud & Cloud Deviceによって個人が個人に対して情報を発信
Cloudによって世界が広がればそれだけオープンプラットフォームのAndroidは普及のチャンスがある
以上です。
自分の足りない脳内で改変した言葉がたくさんあるので、意図が変わっているかもしれません。
これを参照されないように。
また、そのあとブリリアントサービス代表取締役社長の杉本さん(日本Androidの会 関西支部長)が「Androidがもたらす組み込み業界への影響」という講演をしてくださいました。
大変おもしろかったです。
きっとそれは他の方がまとめてくださると思います。(講演PowerPointが紙でいただけました)
なのでしっかりした文章を、お願いします。
クラウドは面白いな!