もう、ご存じだと思います。
あらゆるデバイスで動くWebブラウザーのOperaにiPhone版が登場です!
なんせDSやWii、携帯、スマートフォンなど日本だとあまり印象が薄いですが、海外の携帯などでは重宝している人も多いかもしれません。
Opera miniの最大の特徴は一度Operaが用意したサーバーでコンテンツを圧縮して転送してくれるので非常に高速なWebブラウジングが可能という点です。
ただでさえ通信回線が貧弱なモバイルネットワークでWEBコンテンツを最適化して流してくれるOpera miniの圧縮は非常にありがたいです。
さて、これまでAppleはiPhoneが用意しているWebKitエンジン以外のブラウザーを承認してきませんでしたがここに来て大きな転換です。たぶん...
さて、実際の感想は。
微妙。
本当に早いです。
特に画像の多いサイトなどでは圧倒的とも言える快適度です。確かに画像を圧縮しているので少々汚くなっていますが、それは元々織り込み済みですし小さくて解像度の低いiPhoneの画面だとそれほど気にもなりません。
ただね、UIが良い意味でオリジナル。 悪く言えば使いにくい。
iPhoneのあらゆるアプリの共通ナビゲーションの上部の時計とか出てるところをタップしても、画面最上部に移動してくれませんし、タップの判定がAndroidのような触れた瞬間というタイミングで拾っているので何とも感覚がずれます。
現段階ではブラウザのUAで判定しているサイトにはiPhoneからアクセスしているにかかわらず携帯電話向けのサイトに飛ばされます。
Google検索やAmazonなど。
正直iPhone向けにデザインされ直したサイトがこれだけ多くなったに関わらずその恩恵をiPhoneを使っているのにも預かれないなんて、ちょっと悔しい。
正直今の段階じゃ標準のiPhone Safariに使い勝手で負けてる感じです。
早いですけど。
でも、iPhoneの標準アプリと直接競合するアプリが登場した記念ですね。
1年半前に書いた記事にコメントでいろいろ言われましたが、今ならどんな反論をしてくれるのか楽しみです;p
今後の発展に大いに期待したいと思います。