2008年8月 5冊目
これもベストセラーですね。
タイトル勝ちと言えばそれまでですが、普段の自分なら絶対に手を出さない分野の話なので興味深かったです。
以下メモ---------------
自分が知りたくないことは遮断する
常識=コモンセンスは知っていると言うことではない。当たり前と言うこと
本当に分かっているのか?雑学として知っているだけではないのか?
y=ax yは出力 xは入力 aは現実・自分の考え
yがマイナスの場合はベクトルを帰ればプラスになる
「万物は流転する」これは人間にも当てはまる
唯一変わらない物は情報
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」
個性とは自分の変わらない特性
「朝に道を開かば、夕に死すとも可なり」
絶えず自分という物は生まれ変わっている。
(ちょっとばかりこの言葉には衝撃を受けたので、論語とやらを読んでみたくなりました)
全ての特性をそなえた完全無欠のリンゴ=イデア
(リンゴは思い浮かべる人によって全て形が違うので)
出力を行ってこそ学習になる
「知行合一」 知って行わないのは、未だ知らないことと同じであることを主張
「文武両道」も本来はこの意味なのではないかと筆者は言う
ペンフィールドのホムンクルス
江戸時代は土葬だったが、高度経済成長から火葬が主流になった。
(江戸時代は火事になるからダメ)
「人生の意味」は自分だけで完結するのものではなく、外部(自分以外)の人間、社会によって産まれる。
人生の意味を意識する
働かなくても食えると言う理想のために働く
脳のシワは新聞紙を小さな箱に入れるのと同じ
賢い人=社会的適応が出来る人
カースト制=ワーキングシェア
お金というのは単なる信号 ー 虚の経済
「人の一生は重き荷物を負うて遠き道をゆくがごとし」
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大体こんな感じ。メモ書きするときに主観を挟んでますのでもしかすると意味が違うかもしれません。
この著者がNHKを嫌いなことは分かりましたし、冷静に書いてないと言うことも納得できます。
何というか過去の人の言葉は正直意味が分かりませんが、それを解説してもらうとまるで霧が晴れるみたいな感じがするんですね!
これは驚いた。
この本も1時間もあれば読めますので、読んだことがない人は「こんな考えがあるんだなぁ」程度で読んで見てはいかがでしょうか?
ただ、この本を理解しようというのは難しい…