データ可視化ツールの「Metabase」がQiitaで話題(OSSのデータ可視化ツール「Metabase」が超使いやすい)になっており、試してみたところ確かにこれは現在のデータ可視化オープンソースの決定版だと思います。
とりあえずデータ可視化をしたいならこれを使うべきという感じ。
Metabase
とりあえず良かったところを。
1、インストールが簡単
標準でDockerイメージやHerokuにデプロイできますし、何と言ってもJavaのJARファイルでまとめられているので、Javaさえインストールすればコマンド一つで実行できます。(さらに言えばMac向けにはインストール型のアプリも提供されています)
DBも内包されているので、ツールを使うにあたって設定情報保存のためのDBと言うものを用意する必要はありません。
実際に自分の環境はWindowsマシンなのですが、Re:dashやSuperSetなどの他のツールはそもそもネイティブのWindowsにインストールすることを前提としていませんが、このMetabaseならJavaの実行環境さえ整えればJARファイルの実行だけでWebサーバから何から何まで起動し即座にブラウザからアクセスできます。
2,データ・ソースの接続先が豊富
公式サイトにも書かれていますが、MySQLやPostgresqlだけでなく標準でSQL Serverにも対応しています。Windows使っている理由はSQL Serverを使っているという理由なので、特殊な設定を行うことなく直ぐにSQL Serverに接続できるのは非常に便利。
また、Amazon RedshiftやGoogle BigQuery、Google Analyticsなどにも対応しているのは便利かと思います。
3,グラフ表示がとてもリッチ
Re:dashを使われた方はわかると思うのですが、グラフやビジュアル表示が非常に弱いのには不満があったと思いますが、Metabaseはこれらを全部解消できています。
グラフの表現力の高さだけでなく、表示面積もマウスで自由に変えることができ、至れり尽くせりです:-)
今までは独自にSQLとHTMLを駆使してデータの可視化を行ってきましたが、よくも悪くも自分以外には扱えないシロモノでした。もちろん完全自作なので自分の作りたいものを作りたいようにできる利点はあるのですが、汎用性がないという問題も大きな障壁です。
Metabaseのお陰でやっとそれか卒業できそうです:-p