2016/02/13

糖質制限を初めて2週間以上経過しました

先日書いたとおり健康診断の結果に”耐糖能異常だから気をつけてね。”という表記を見つけて以来、安直な私は糖質制限に勤しんでいたわけです。
「糖質のとりすぎなら糖質摂取しなければいいでしょ!」

自分が行っているのは一番ハードなやつです。
一日の糖質の摂取量を20g未満に抑えるというやつです。
制限の方法にもいろいろあり、3食の1食から主食を控えるというライトなものから一切主食を取らない、ハードなやるまでいろいろです。
20gを時々超えちゃうこともありますが、目安ってことで。

ちなみにご飯茶碗一杯が50g前後の糖質(炭水化物)が含まれているので、どれくらいのハード具合かお分かりいただけると思います。

 

糖質制限を初めてからどうなったのか?

糖質制限はダイエット効果すごいです。
開始してからまだ2週間程度しか経過していないのに4kgも体重が下がりました。確かにダイエット効果は話題になるだけのことはあります。明らかにお腹周りがすっきりしました。
ただ、本来の目的は耐糖能異常なので、それにちゃんと効果があるのかは分かりません。
今度折を見て診断に行ってみようと思います。

今日の糖質摂取量をなんとなく頭のなかで計算して「あー今日とりすぎた」と考えたり、成果が体重に反映されることで数値化されるため一種のゲーム感覚で楽しめます。

大事なこととしては、食べ過ぎることがなくなったのが個人的には一番うれしいです。
「これにはどれくらい糖質(炭水化物)が含まれているのか」ということを常に意識することで、これは食べないほうがいいというブレーキが働き甘いものなどの間食が随分と少なくなりました。

 

糖質制限の大変なこと

始めた数日、約3日間くらいは辛いです。
いかにご飯の、炭水化物の腹持ちがいいか1日目にして体感できますよ。
感覚としては、朝から晩まで仕事が忙しくて1食も食べることができなくて、夕方くらいに全身がすごくダルく感じた経験はありませんか?あれです。糖質制限を初めて数日間は毎日味わうことになります。
最近では体がなれて、ライフスタイルも整ってきたためかそんなふうに感じることは少なくなりました。

あとは外食が極めて難しくなったことです。
まず20gという制限を意識した時点で外食は無理です。時々は超える覚悟で食事を楽しんでいますが:-p
ただ、普段ご飯を食べてないとたまに食べるご飯のお腹の中で重量感はすごいです。ものすごい満腹感を味わえます(ちょっと前まではいつも大盛りで頼んでいたのが嘘みたい。。。)

ちょっとあれな話になりますが、トイレが大変になります。
食物繊維重要です。この点は未だに模索中だったりします。

 

さて、すっかりライフスタイルにも馴染んだので今後も続けていこうと思います。
活動量計を買って健康を意識するようになるなんて1ヶ月前の自分には想像もできないことです。怪我の功名というわけではないですが、真人間に更生できるように今後も頑張っていこうと思います。

2016/02/09

Hadoop / Spark Conference Japan 2016 に参加して思ったこと

私はHadoopが好きです。
たくさんのサーバを並列して処理をするなんてロマンがあるじゃないですか。
2009年ごろには実際にまだ一般的ではなかったAmazon EC2上でHadoopを動かしたりしていたわけです。 → Amazon EC2上で Hadoopを動かした
 このころはApache Hadoop 0.20くらいの時代です。

業務で扱うこともなく、知識としてかじっている程度。
そんな私が年に一度Hadoop漬けになる日があるわけです。

Hadoop / Spark Conference Japan 2016

終わったあとにぐったりするくらい刺激が多すぎて疲れちゃいます。
今回のイベントに参加した感想をちょっとだけ。

  • YARN(分散環境のリソース管理)が一般的だった
  • MapReduceオワコン。これからはApache Tezに変わってゆく
  • HiveQLとかSpackSQLとかSQL互換のインターフェイスが一般的
  • セキュリティなどのエンタープライズにどんどんフォーカスがあたっている

なんというかNTTデータやIBMがコミットしているくらいですから完全にエンタープライズの世界なんですね。たくさんの計算機資源をクラウドで調達してHadoopでぶん回して、何台か壊れても処理継続のために痛くも痒くもない!みたいな夢のある世界はとっくの昔終わっていたわけです。



今回は事前登録で1300人を超える方が参加申し込みされたそうです。
知らないだけでビッグデータってそんなにビジネスになっているんでしょうか?

某ベンダーのセッションがクラウドのDWHをオンプレのHadoop / Spackに載せ替えるという案件の紹介でしたが、ハートメーカの担当者とHadoopディストリビューションのエンジニアが数ヶ月付きっきりでDWHと比べて早くなったという話。
クラウド上のDWHはすごくパフォーマンス良いですね!


さて、Yahoo!の6000ノード+120PB規模のクラスタを必要している会社はどれくらいあるんでしょう?12,000店舗を超えるコンビニチェーンの発注処理を扱うシステムを受注する会社ってどれくらいあるんでしょうか?
そんな意味ではさくらインターネットの数十台程度の規模で原価計算処理をやっているという事例紹介は、自分の中では現実的な活用事例である気がします。
セッション内容としてはHadoop云々よりも業務プロセス設計大事という話でしたが。


ここをこうやったら3秒改善するよ みたいなテクニックの話も目立ち、リアリティのある話が多かった印象です。
もっとワクワクしそうなRSA(rack scale architecture)の世界とかを追いかけてみたいと思います。