2012/07/21

おおかみこどもの雨と雪 を観てきた。

時をかける少女(観てない)とサマーウォーズ(観てない)の監督最新作「おおかみこどもの雨と雪」をまさかの上映初日に見てきちゃいました。
アニメを劇場で見るのってエヴァ以来な気がしないでもない。

 

人間の姿をしていながらもおおかみおとこという正体を持つ男(声:大沢たかお)と出会った大学生の花(声:宮崎あおい)。二人は惹かれあい、やがて子どもを授かる。姉の雪と弟の雨は、人間とおおかみのふたつの顔を持つ、おおかみこどもだった。都会の片隅で正体を隠しながらつつましやかに暮らす4人は、幸せそのものだった。

こんなあらすじ。
最近見たアメイジング・スパイダーマンなどのいわゆるハリウッド系と違ってアドレナリンが湧き出る感じとは正反対の作品で、腹黒キャラが出てこないので観てて安心できます。イラッ★とという感覚を忘れて没入してみてください。

 

作品の流れは 起承転承転 という感じで完全に落ちきれていないのでその辺が気になる人はいるかも知れません。
でも、子育ての終わりってなに って言うことを考えればこの形に落ち着くと思います。たぶんね;p

あくまでもタイトルにあるように「おおかみこども」が中心になるのですが、お父さんの扱いがあまりにも…
いや、このへんはぜひとも作品を観て感じて欲しいところなんですが主人公の花があまりにも逞しすぎて、一番の感動ポイントはそこですね。花の気持ちを考えれば「同情するなら、金をくれ」という往年の金言飛び出して…そんな弱音を終始吐かないのが胸を締め付けられるこの思い。
ふと、これが花と男が逆だったらどんな作品になるのかと思ったりもしましたが、全然関係ないですね。 

 

おすすめするかどうかと聞かれれば、自分のようにぼっちが映画館で見る映画としてはハードル高いです。
ただ、結婚して子供ができて、その時日テレで放映されてる時に見たらまた感想は変わってくると思います。