2009/02/18

クラウドコンピューティングの課題と可能性

タイトルまんまです。
っていうのが増えてきたなぁ…

 

カリフォルニア大学の見解をまとめた論文「Above the Clouds: A Berkeley View of Cloud Computing(注 PDF)」によるとクラウドの課題は

1. サービスの可用性
2. データの囲い込み
3. データの機密性と監査性
4. データ転送のボトルネック
5. パフォーマンス予測の難しさ
6. ストレージのスケーラビリティ
7. 大型分散システムのバグ
8. 迅速なスケール変更
9. 評価の共有
10. ソフトウェア・ライセンシング

だそうです。

やっぱり規格化されることが重要だと思います。クラウドを規格化するのも変な話ですけど…
クラウド上のデータベースってなんだか独特の形をしていますよね。Googleしかり、Windows Azureもそう言った形になるそうです。インフラに近いAmazonもAmazon SimpleDBという独特のDBを提供しています。

やっぱり、どうしても現在はクラウド第1フェーズなので成熟するまでには7年かかるという予想はあながち間違っていないかも知れません。まだ、将来こうなっているなぁ~という予想がAmazon EC2/S3ぐらいしか分かりません。と言うよりもIaaSサービスはこれ以上どうしようもない気もします。

「クラウド・コンピューティングは、ユーザーにとって低コストのサービスと見られている。しかし、提供側にとってそのサービスは、利益率の高いビジネスであるかもしれない」

Microsoftのスティーブン・バルマーCEOが言っていましたが、クラウドコンピューティングで問題なのは売り上げよりも利率。既存のパッケージソフトウェアの場合は利率はほぼ100%に近いが、クラウドの場合はインフラを提供する以上データセンターの建設・運営など莫大な費用が必要なるとの指摘です。

言い換えれば、それだけの費用をこれまでは利用者が負担していたわけですよね…

 

上の論文は英語が分からないので、素晴らしい内容なのでしょうが…
グラフとか表とかでかい摘んで見るとなかなか面白そうです。言葉の壁は分厚いぜ!!

 

via カリフォルニア大学の研究者が指摘する、クラウド・コンピューティングの「課題」と「可能性」 : クラウド・コンピューティング - Computerworld.jp