2016/01/13

今世紀最高の青春小説「階段途中のビッグ・ノイズ」

たぶん僕が帯を書くとしたら「見本のような青春小説」とか書くかな。
とにかく一気に読めて、青春って感じが全部詰まってる小説です。
高校生でバンドやってロックして奥手で恋してライバルになる先生もいてそれでいて理解してくれる校長もいて兄貴がいて最高の顧問がいて、感動できるそんな青春小説。
伏線なんて展開丸わかりの堂々としたモノだけど、当然その展開になったら分かっているのに感動する。この安定感がやばい。小細工なしの一直線! がんばるそれ以外にあるのかと;p

Amazonだったらもともとこういうジャンルの本は手を出さないので、いつもの自分なら買わなかった感じの本です。
こういう出会いがあるのは実際の本屋さんの陳列ならではといった感じ。
今インターネットサーフィンに求められているのはこういう出会いなのかもしれないと思っても、なかなかこういうのを演出するのは難しいよなぁ 何てことをこの本の出会いを通じて思った;p

この本の著者の越谷 オサム氏の分の書き方が肌にあったので、これからこの著作をどんどん読みこなしていくよ!



という風に、2011年の僕はブログの下書きに書いていた。
なぜ下書きのままだったのか内容と合わせて、今はもう思い出せない。