2011/06/12

Galaxy Sが文鎮になったときのお話。

以前購入してもうすぐ1年になろうとしています。Samsung Galaxy S を手に入れた!
文字通り毎日欠かすことなく使っているGalaxy Sですが、ふとした思いつきでフォントハックをしたのです。そう、それが全ての始まりでした。

無限ループって怖くね?
という感じで電源入れた直後の画面で止まり、何度かバイブが震えたかと思ったらまた自動で再起動がかかってしまいそしてまた電源直後の画面で止まるのです。
iPhone替えろいうお告げかと勝手に思いましたが、もう駄目だと分かると逆にやってやろうと吹っ切れちゃいますよね;-p

というわけでカスタムロムの導入。
[Galaxy S] Android 2.3.4ベースXXJVPをインストール « Gagdet is not Gadget.
手順はここにまとめられている通り。
何も悩むことはないです。Galaxy Sがブートされたときに何か英語でしゃべり始めたときは本当に焦りましたが、何とか無事Galaxy Sのブートアニメーションを拝めました。


というわけでAndroid 2.3.4がインストールされ体感として1.5倍くらい速くなった気がします。これの2倍速いと噂のGalaxy S Ⅱはなんと恐ろしい…!

Androidのバージョンが2.3系になったことで高速化だけでなくインターフェイスも黒を基調とした配色に変更されかなり落ち着いた感じです。
そして何より一番うれしいのがATOKが入力後に一瞬で消えてくれるようになった点。これまではATOKは確かに変換精度はよかったんですが、文字入力が完了して入力エリアが消えているにもかかわらず数秒間くらいは画面下半分を独占していたのですがそれが無くなりました。数秒でもTwitterだったり1日に何度も目にするとそれだけですごい鬱陶しいと思ってしまうだけにAndroidで文字入力することの煩わしさが一気になくなった感じ。これこそ怪我の功名かな;-p

あと、上のスクリーンショットにも書いているとおりSBM003SHです。つまりこれの意味は…そうXMDF形式の電子書籍が読めるのです!色々苦労しますが。
詳しくは書きませんが先人のお知恵があってのもの。
RootedなAndroidでXMDFな書籍を読む - SmaHOの日記
build.propの表示/編集(要root)とSDバックアップを行うソフトの試作 - 記録

ただ、こうなると最初の目的であるフォントハックがしたくてたまらなくなるわけですよ。
上ではカスタムロムの導入と1行で書いてるわけですが、ここに到達するまでに何十回と失敗してる気ですから怖いものはもうない。失敗したら入れ直せばいいだけです;p

フォントハックについては色々漁ってたどり着いたやり方なのでスマートじゃないかも。
 1,フォントを調達してファイル名はDroidSansJapanese.ttf にする。
 2,本体に転送する(SDでもどこでも良い)
 3,/system 配下の空き容量を確保する。SGS Toolsとかでいらない標準アプリを削除
 4,/system/fonts配下にDroidSansJapanese.ttfをコピー。Root Explorerを自分は使った。
 5,再起動
上手く行けば日本語部分には転送したフォントが反映されるはず…起動しなかったらその時なのでカスタムロムの導入からやり直してください。
(どちらのソフトもAndroid Marketから入手・購入できます。もちろんRoot前提です)

早くなって、XMDFも読めるようになって、フォントも綺麗になって今のところ大満足です。
ただ、問題があるとすればAndroidは購入情報を端末側に持っているのでその端末がお釈迦になると…そう、アプリだけは買い直さないといけません...。そこだけはiTunesみたいな仕組みが欲しいと思った。