2010/09/09

MacBook Proと出会って・使って1周年

基盤の中まで美しいMacBook Proを使い始めてもう1周年になります。
ついに念願の MacBook Pro 13 を手に入れたぞ! という記事を書いたのがまさにこの9月です。

それから4GBのメモリーを購入して換装してみたり、リッドクローズドモードを試してみたり、試行錯誤の1年だったと思います。

自分が購入した当時はまだAppleが販売店を規制するようなことがなかったので、いい感じに値崩れしたMacBook Pro 13インチ 梅モデルを購入できましたが、最近だと難しいのかな? 逆に円高の影響で公式でスペックアップして購入するのも大して差がないのかも。


何はともかく、自分がここまで簡単にきれいにWindowsと決別できたのは一重にMacの完成度の高さのおかげです。(誰となく)ありがとう御座います。
変な話ですがおかげでWindowsデスクトップがホコリをかぶってる始末です;p

この1年でMacBook Proも大幅なスペックアップが行われました。
13インチモデルだとCPUはそれほどでもないですが、GeForce 320Mにアップグレードされたり、デフォルトのメモリー容量が4GBになったりなど、細やかなアップグレードです。15インチや17インチモデルとは別世界でしょう。
さて、逆に思えばこの1年間で13インチモデルは思ったほど進化しなかったという印象があります。
購入した当時は梅モデルでアップグレードしたのはメモリーを4GBにしたことくらい。今でも我が家の最前線で活躍してくれているマシンですし、動画や仮想マシンなどスペック不足の印象はありません。
Apple製品ってサイレントにいきなりアップグレード製品が投入されますが、案外下位モデルなどには大幅な進化をしないのかもしれません。なので、Apple製品を購入するときの語り文句になっている「欲しいときが買い」というのは間違ってないかもです;p


実際に使っているアプリは
・Google Chrome
・Echofon
・ATOK
…あ、あれ。
さすがに自称クラウド系男子なんて言うくらいですが、データはクラウドにあればいい主義です。
以前iCalとGoogleカレンダーを同期するように設定して死ぬほど困ったことになったのでそれ以来、重要なデータほどクラウドに置くようにしています。
クラウド上のデータはブラウザを通してみられますから、別段ローカルアプリと同期する必要はないと思います。ユーザーインターフェイスの同期しているアプリごとに覚える必要もないですしね。

ということなのでクラウド中心に考えれば、WindowsでもMacでもLinuxでもさほど違いはありません。
環境が変わっても最小限で元通りがSimple is Bestの思想です。

が、Macはそれ以外の部分で美しいわけですよ。
何よりも開発者の多くがMacユーザーということでMac向けの開発ツールの導入の敷居の低さ。それでいて使いやすいというのはすばらしいですよね!
さらに当たり前のことかもしれませんが、ターミナルの機能がWindowsと比べてすごく充実しているのは感涙です。これだけのためにMacに移行してもいいかもしれません。
あと、忘れてはいけないのはiPhone・iPadアプリの開発ができるのはMacだけというアドバンテージはすばらしい。ちゃんとAndroidアプリも開発できますよ。

開発者目線以外にもMacだと美しいフォントが標準で利用できるという点でしょうか。
MacもWindowsも両方使ってる自分としては、Windowsのフォントが(美しいかどうかは別にして)読みにくいという感じは受けません。ただ、Macという世界の中でみると統一美とでも言うのでしょうか、すごい美しく見えちゃいます。

マウスなんて必要ないくらい、あの大きなトラックパッドはすばらしいです。モーメンタムスクロールという一見すると野暮ったい気もするあのお節介機能も、使ってみるとすごい自然になじんじゃうのはびっくりですよ。
最近では外付けのディスプレイにも繋がずに、13インチのディスプレイだけでいろんな事をこなしていますが、ちょっとMac故の気になる点を。

まず、キーボードの配置が違う件。
これは自分が単純にキー設定をきちんとしていないのが悪いといわれれば反論できませんが、リモートなどでLinux,WindowsをMacから制御しようと思ったときどうしてもキーの配置が違って作業効率が落ちちゃいます。何とかならないものかな…

高品質・低価格。
でも、フリーソフトじゃない。
Mac向けのソフトは非常に高品質です。デザインだけでなく機能も非常に充実しています。が、フリーソフトではありません。
逆に言えばフリーの選択肢がないともいえます。
この辺困ったことに、WindowsだとBlogエディタはLive WriterというMicrosoft純正のすばらしいフリーのエディタがあるんですが、Mac向けだと25ドル程度の有料エディタしか選択肢がありません。しかも2種類使用していますがその両方ともLive Writerの足下にも及ばない完成度です。
ただ、これ以外の分野になるとMac向けのソフトは本当にかゆいところに手が届いて、お値段も過激な値段ではなくポンポン買えるくらいと言うのがにくいです;p


いろいろ書きましたが1周年。
次に購入するマシンが何になるかはまだわかりませんが、こいつは壊れるまで相棒として活躍してもらうでしょう。