2010/02/11

Google Buzz 社会論

津田 大介 (22)
4日本での“Twitter”の広がり感を実感するにはうってつけ
4Twitterの生い立ちから09年末までの動向がわかる
5一気に読みきれ!
4twitterの入門〜中級者向き
3twitterの可能性、社会的インパクトを考察

さて、冗談はこのくらいにして、Googleが公開したばかりのGoogle Buzzを半日程度使ってみた感想です。
かなり十人十色のサービスだと思うので、人によっては感想が違うかも。

1,Twitterの進化形である
これは個人的に思うところ。
かといってTwitterが無くなるとかどうこうなるとかは一切思っていません。
Google Buzzは140文字の制限が無いという革新的な仕様によってこれまでのTwitterクローンと一線を画しています。ありそうでなかった、逆に考えるとTwitter以前のWebストリームな感じもしないでもないですが、その辺はGoogleの上手いところ。

進化形と一言で言ってもSMSとi-modeメールの違いみたいな?
100数十文字のシンプルなテキストのSMS(auとかのCメール)は、その後のPCメールやMMSが普及しても無くなってません。そう考えるとTwitterがSMSで、Google BuzzがMMS・・・さすがに無理があるかも;p

2,ストリームが重たい
さすがGoogleという感じでインターフェイスそのものや動作自体は軽快そのものです。
ここでの重たいというのはTwitter慣れしている自分には改行付きで140文字以上のTweetの流れはなんだか違和感。
さらに、Twitterで自然発生的に登場したRTやリプライなども直接的に機能として用意されているのでなんだか、宇宙誕生で混沌としている生まれたてという感じ。
ただ、この辺のは後々Google Buzz APIを用いたアプリが登場すれば変わってくると思います。

3,誰をフォローすればいいの?
事前情報だとGmailの連絡帳情報でフォロワーを決めてくれるのかと思ったら、ずいぶんとTwitterで見慣れたアイコンがあったので積極的にフォローしてみた。
たぶん、Twitterとかやってる人はそのフォロー情報を元にGoogleが提供してくれるんだと思う。正直これがなかったらやってらんないよ。
あと、投稿する際はGoogleプロフィールの姓名が公開されることが前提です。設定でフルネームの公開をしないようにしても、その設定じゃないと投稿することは出来ません。本名プレイするきっかけにするには良いかもしれませんが、希望しないはその辺注意してくださいね。


Twitterと使い分けが出来ないと、Google Buzzとの負担2倍な感じ。
むしろ、限られたチーム内ではTwitter以上のコミュニケーションツールとなってくれるんじゃないでしょうか。
今後のGoogle Appsでの公開がどうなるか見物です。